目次
あらすじ
嵩は幼い頃、亡き父・清に連れられて銀座の美村屋を訪れたことがありました。その時に目を引いたのが、店内に飾られていたパン職人たちの写真。そこに写っていたのは、草吉に似た人物でした。
そのころ、出征を控えた豪は、釜次から休暇を与えられます。休みを得た豪は草吉と一緒に魚釣りへ。草吉は豪に言います。「戦地では、生き延びることが何より大事だ」と。そして続けて、「会っておきたい女性はいないのか?」と尋ねましたが、豪はただ「毎日会っている」とだけ返しました。
一方で、蘭子が豪に想いを寄せていることに気づいていたのぶは、羽多子に相談を持ちかけます。羽多子もまた、蘭子の心情に気づいており、彼女と豪との距離を少しでも縮めてあげたいと考えていました。
豪のことを想い悩む蘭子は、羽多子にかつての結太郎との恋や初々しい思い出を打ち明けます。羽多子と結太郎の結婚は、釜次が独断で決めたものでした。結婚後、結太郎は出張先からも羽多子へ手紙を書き続けていたのです。
感想
ヤムさんの過去が気になりますね!
コメント