目次
あらすじ
そんな中、のぶは級友たちに呼びかけ、慰問袋づくりへの協力を募るようになります。その取り組みは次第に広まり、のぶの発案は学校全体に広がっていきました。
さらに、慰問袋に入れる日用品を購入するため、のぶは休日になると街頭に立って募金活動も行うように。この取り組みは新聞でも紹介され、「愛国の鑑」としてのぶの名が知られるようになります。
一方その頃、嵩は図案コンクールで入賞を果たします。賞金を手にした嵩は、すぐに御免与の柳井家へ電話をかけました。そして受話器の向こうに出た千尋に、「のぶを呼んで話がしたい」と頼みます。嵩の気持ちは、のぶに会いたいという一心だったのです。
やがて千尋のもとに呼ばれたのぶは、柳井家で嵩と電話で話すことになります。嵩はのぶに、「東京には自由がある。いずれ、のぶもおいで」と伝えました。しかしのぶは、戦地の兵たちの現実に思いを巡らせていたのです。その言葉が、まるで無神経に響いたのか、のぶは怒りを堪えきれず、電話を一方的に切ってしまいました。
感想
慰問袋の中身ってなんなんでしょうね?
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