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あらすじ
のぶはパン食い競争に飛び入り参加し、一番でゴールした。
ゴールし喜ぶのぶに、尋常小学校の先生と貴島中尉は失格を言い渡した。
パン食い競争に女性が出場することは禁止されていた。
のぶは失格を言い渡され呆然とした。
のぶは貴島中尉に「のぶも分かっちょって走ったがやろ」ととがめられ、頭を下げて謝った。
のぶがお祭りの会場を立ち去ろうとすると、受付で出場を断られた女の子が歩み寄って来た。
女の子は出場することはできなかったが、一部始終を会場の隅から見ていた。
女の子はのぶに歩み寄り、嬉しそうだった。のぶもそんな女の子の姿を見て元気づけられた。
お祭りの後、のぶは一人でシーソーのある子供の頃からの遊び場に行き物思いにふけっていた。
そこへ嵩がやって来た。嵩はのぶに「失格なんてひどいね」と声を掛けた。
のぶは「うちがあほやった」と答えた。嵩は「のぶちゃんは悪くない。みんな女子に負けて悔しいんだ。
負けを認めたくないだけだ。あいつらこそ男らしくない。たっすいがの塊だ」と怒り、のぶをかばった。
のぶは「ありがとう」と嵩を落ち着かせた。
そしてのぶは嵩にパン食い競争で一番になった時の思いを話した。
のぶは嵩に「必死に走って一番になった時、こじゃんと気持ちよかった。
体が風になったみたいで、どんな夢でも叶いそうな気持になった。
子供の頃感じたのと同じ気持ちになった」と話した。
嵩が「今は違うの」と尋ねると、のぶは「おなごはつまらん」というような表情をした。
のぶと嵩がシーソーのある遊び場で話していると、千尋が優勝賞品のラジオを持って現れた。
「そのラジオどうしたの」と驚いた。
千尋はパン食い競争で繰り上げの一等になり優勝賞品のラジオを貰っていた。
「千尋くんおめでとう」と言うのぶに、「これは本当の一等賞ののぶさんが貰うべきや。
のぶさんが受け取ってください」とラジオを渡した。
のぶは「たまるか」と喜んだ。嵩も「のぶちゃんよかったね。元気100倍だね」と喜んだ。
のぶは朝田家にラジオを持って帰った。朝田家の人々は「たまるか」と喜び、皆で夢中になってラジオを聞いた。
それから毎朝、のぶは優勝賞品のラジオを使って近所の子供たちにラジオ体操を教えた。
ある日、のぶはいつものようにラジオ体操を終えると、嵩に「うち見つけたかもしれん」と言い走り出した。
のぶはお祭りの会場だった神社まで走っていき、パン食い競争で走った広場をもう一度走った。
そしてパン食い競争の後、歩み寄って来た女の子のことを思い出した。
のぶは決意を固め、朝田家の家族会議の場で釜次に「高等学校を卒業した後、嫁に行き朝田パンの手伝いをするのはやめます。学校の先生になるために進学させてください」と頼んだ。
釜次とくらは反対した。羽多子と蘭子とメイコはのぶを応援した。
釜次がのぶに「おなごはおなごらしゅうせい」と言うと、
羽多子は釜次に「おなごらしゅうってなんですやろうか」と訴えた。
羽多子は釜次に「お願いします。のぶの夢を潰さんといてください」と頼んだ。
蘭子とメイコも羽多子と一緒に釜次に頼んだ。
釜次はしぶしぶ納得し、のぶは学校の先生を目指すため師範学校に進学した。
生き生きとするのぶの姿を、嵩は「のぶちゃんはもう夢を見つけたんだな」と眺めた。
ある日嵩のもとに新聞社から手紙が届いた。
手紙を開けてみると、新聞社が主催する漫画の賞に入賞したという通知と賞金の為替が入っていた。
嵩は「たまるか」と驚いた。
感想・考察
のぶがラジオを貰うことができてよかったと思います。の
ぶは師範学校に進学し、先生になるという夢に向かって走り出しました。嵩ものぶに続いて夢を見つけてほしいと思います。
個人的にはいつになったらのぶと崇は恋するの?ってとこに気になる!
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